津田岳宏の事務所

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2013年1月

2013年1月14日 (月)

税金が上がるくらいなら・・

所得税の最高が45%に上がるらしい。
消費税は、来春から8%に上がる。

結局、今の日本には全然カネが足りない。
だから、税金がどんどん上がっていく。


カジノを早急に導入した方がいいと思うのは、カジノがカネを集めるのに非常に優秀な手段だからである。
カジノはリターンが大きく、そして少なくとも国で最初のカジノに失敗のリスクはほぼない。現在世界で120か国以上にカジノがあるが、これらの多数の国で最初のカジノが失敗した例はひとつもない。

日本にはたくさんのパチンコ屋があるのでこれ以上カジノなんかいらない、と言う人もいるがそれは違うだろう。
パチンコ屋に通う大金持ちがいるだろうか?
カジノは、富裕層にお金を使ってもらう遊び場であり、それゆえに多額のお金を集めることができる。

ギャンブルというのは、ある意味とても公平な遊びで、低収入の人なら低い金額でもドキドキして楽しめるが、金持ちが同じドキドキを味わうにはある程度の金額を使う必要がある。
実際、世界には一晩で”億”以上のお金をカジノで使う大金持ちもいて、俗に「ハイローラー」と呼ばれる彼らに日本のカジノで遊んでもらえれば、経済効果は非常に大きい。

日本には大金持ちというのはあまりいないが、小金持ちは多い。
そういう人たちにも、積極的にカジノで遊んでもらえるようにすれば良い。
たとえば、最高税率45%を支払っている人はカジノの負けのうち何割かを所得控除する、なんて制度にすれば小金持ちがカジノに多く来ると思うのだが。
カジノで金持ちのカネを集め、集めたカネは足りない社会保障に充てればいいだろう。
「ギャンブルでする格差是正」である( ̄▽ ̄)

ギャンブルは生理的に嫌だ、という人が日本に多いのもよく分かるのだが、これだけカネが足りない今の日本、カネ集めの経済手段としてのカジノ(ギャンブル)に賛成する人も少なくないように思う。
税金がどんどん上げられるか、カジノがつくられるか、どっちが嫌かと聞かれたときに回答はどんな割合になるのか。
少なくとも調査は絶対した方がいい。
”食わず嫌い”はもったいないと思うのである。



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2013年1月 9日 (水)

麻雀店とコンプライアンス

少し遅いですが、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

さて、新年早々、気持ちが暗くなるニュースを見つけてしまった。
麻雀店が賭博罪で検挙されたことが、麻雀店の減少に追い打ちをかけているという記事だ。

記事によると、麻雀店の営業スタイルをはじめ、全自動卓までも違法性を指摘されたことが、麻雀店の減少に追い打ちをかけているのだという。

この点、事件の担当弁護士として少し反論させてもらうと、全自動卓については、逮捕された販売会社社長は、嫌疑不十分で不起訴になっている。
記事を読むと、点数精算機能付き全自動卓は違法であり処罰されるもの、という印象を受けるが、これは正確ではない。
「逮捕」というと、一般的に「逮捕=犯罪者」と考えられることが多いが、これは間違った認識である。
法律上、「逮捕」とは、単に犯罪の疑いをかけられた、というだけである。
起訴されて有罪判決が確定してはじめて、罪が確定するのであって、逮捕されただけでは確定しない。
疑いは、晴れることもある。
点数精算機能付き全自動卓についていえば、賭博幇助罪の疑いはかけられたが、後に、疑いが不十分だということで不起訴になっているのであり、これは声を大にして言いたい。

事件の後、多くの麻雀店が点数精算機能を使わないようにしたのは事実であり、私も業界から相談を受けたときはそうするよう助言しているが、これは、「少しでも疑われることはやめましょう」というコンプライアンス(法令順守)を徹底する姿勢から自粛しているのである。
何せ、麻雀店はとても弱い立場なので・・。



全自動卓はさておき、多くの麻雀店の営業スタイル、端的に言うと賭け麻雀なのだが、これは残念ながら違法である。
ピンであろうと、テンゴであろうと、現在の法律のもとでは、違法になってしまう。
記事に書かれている麻雀店の賭博事件で、弁護人の私は全力で無罪の主張をしたが、裁判所は認めなかった。(本ブログ麻雀裁判麻雀と賭博罪参照)

なお、この裁判で「半チャン20回で2万円負けました」という供述書が証拠で出てきたので、反復性や2万円という額に着目してネット上で議論している人もいるようだが、「20回」とか「2万円」とかという数字には重要な意味はない。
判決では、1500円程度のやり取りも、「決して低廉とはいえない金銭」と評価され、違法であるとされている。
ピンはおろか、テンゴも、完全に違法賭博であると認定されてしまっている。
もちろん、半チャン1回だけでも、違法賭博である。


事件の後、多くの麻雀店は、レートの表示をやめた。
それでもいまだにレートを表示している麻雀店もあるようだが、これは絶対今すぐやめるべきだ。
「捕まえてください」と宣伝しているようなものである。

レートの表示はダメ。
派手な宣伝もダメ。
新規客の獲得に力を入れるような活動は控えてください。
捕まりたくなければひっそりと細々営業してください。

麻雀ファンのひとりとしてはこんなことを言いたくないのだが、現状の法律では、こう助言するしかないのが口惜しい。

麻雀店は、「グレー」ということでずっとやってきたが、コンプライアンスがうるさく言われるようになり、「グレー」というものが認められ難くなった現代において、「グレー」でやっていくにはもう限界のようにも思える。


ただそもそも、テンゴやピンの麻雀で処罰に値するような社会的害悪が発生するのかと言えば、それは全く違う。
ギャンブルが悪だというのは偏見であり、科学的根拠は何もない(このあたりに興味のある人は拙著「賭けマージャンはいくらから捕まるのか?」を読んでくださいm(__)
m)。

全雀連の斉藤理事長が言うように、健全娯楽として麻雀を世間に認めてもらって、一般におこなわれる低額の賭け麻雀は「合法」という世の中にすべきである。


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