津田岳宏の事務所

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2014年7月18日 (金)

最強の3人打ちー反射読み

この前のブログは宣伝ばかりだったので,今日はみなさんの役に立つ(かもしれない)話を書きたいと思う。

何を書くというと,3人打ち麻雀(以下「サンマ」)の戦術論である。

大学時代の僕は雀荘に入りびたりで,メンバーのアルバイトもしていたが,その麻雀は全てサンマだった。
関西では,今も昔もサンマが盛んにおこなわれている。

4人打ちよりサンマの方が腕の差が出る,という説がある。
これの真偽は定かではないが,サンマの腕を磨けば4人打ちも強くなる,というのはかなり正しいと思う。

牌の種類が少ないサンマでは,相手の手牌や山に残っている牌を,4人打ちよりも正確に読みやすい。
逆に言うと,その読みの能力がないとサンマは勝てないので,サンマをやると読みの能力が鍛えられるのである。

なお,僕がやっていたサンマのルール,4人打ちとの主な相違点は以下のとおりである。一般的な関西サンマルールと思われる(ただし大阪では5が全部赤(「オール赤」)のルールが多いかもしれない)。

・マンズの2~8は抜く
・35000点持ちの40000点返し
・完全先ヅケ
・赤ドラは5ピン5ソーが2枚ずつ
・花牌(4枚)が抜きドラ
・チートイツの4枚使いあり
・清一チートイは役満

相手の捨て牌から山に残っている牌や危険牌を読むこと,これを,「反射読み」と定義する。最近売れている「現代麻雀技術論」の著者ネマタさんがそう定義していたので,時流に乗っておく。
話がそれるが,完成度の高い麻雀研究本の著者名が,「とつげき東北」とか「ネマタ」とかわけの分からんペンネームであることを見るたび,やはり,いまだ麻雀の社会的イメージは良くないのだなーと実感してしまうw 一般社会人が堂々と本名で麻雀本が出せる時代は遠いのかw

閑話休題。

反射読みのテクニックのいくつかを紹介していこう。

反射読みの基本として,場に安い色に受けを合わす,たとえば,ソーズとピンズのメンツ選択になったとき,場に安い色の方に合わせる,ということくらいは,中級者以上なら皆やっているだろうから,ここでは,意外に知られていないと思われるものを書いていく。


(1)相手の受けに自分の受けを合わせる

 東東東1236789⑥⑦⑧⑨

ノベタン6-9にするか⑥-⑨にするかの選択である。
場を見渡すと,枚数に差はなく,相手2人もピンフ系の捨て牌で目立った特徴はない。
ならば勘勝負!
と,なる前にもう少し場を良く見るべきだ。
たとえば,上家の捨て牌がこうだとする。

 一北①西⑤2東

一見,普通のピンフ系の捨て牌であるが,注目すべきは,5巡目の⑤である。
赤が2枚あるルールで,染め手でもないのに,⑤が早く出るということは,①ー④か⑥-⑨の受けがあることが多い。
そしてこの上家は①を切っているので,⑥-⑨の受けが残っている可能性が高い。
受けが残っているということは
上家の手に⑥-⑨はない(⑦⑦⑧⑧⑨という形だとしても1枚)
=山に残ってる確率が高い
ということになる。
さらに,上家が⑥-⑨待ちで追っかけリーチをしてくる可能性もあるので,裏目かつ放銃という最悪の結果を回避する意味でも,上記の手は⑥-⑨に受けるのが正解となる。

相手の受けに残っているということは,相手の手にその牌がないことを意味するので,その分,山に残っている確率が高くなる。
また,相手がその受けで追っかけリーチをしてきたときに,放銃回避の意味もある。

早めの5切りや,間4ケンなどで,分かりやすく相手の受けが読めるときは,その受けに自分の受けを合わす,というテクニックはけっこう使える。
チートイツなどでそれが成功したときには,相手に与える精神的ダメージも大きいだろう。


(2)相手の先切り牌で危険牌を読む

上家の捨て牌

 一北①6西⑧中東

これまたピンフ系の捨て牌である。
注目すべきは,役牌の中東よりも,6を先切りしていることである。
こういうときは,上家から見て,6が危険牌だったということが多い。
有用性の高い6を切るのは,それが将来危険になりそうだから,ということが多いのだ。

たとえば

333566   23356699   22334667
のような形ならば,将来危険になるであろう6を先に切りたくなる。

そして,その局に下家からリーチがかかるとする。
このとき,3-6-9のスジは,普通の無スジよりも危険な無スジとなる。

一方が先切りしている牌は,もう一方の危険牌になることが多いのである。


(3)相手の押し方で危険牌を読む
 
 一北西②東6③3    ドラ⑥

このような捨て牌で上家がリーチをしてきた。
すると,下家がノータイムで⑧を切ってきた。
⑧は無スジでドラまたぎである。
これをどう読むか。

下家は好手のイーシャンテンかもしれない,あるいは,リーチの現物でもうテンパッているのかもしれない。
そして,もうひとつ考えるべきは,「下家から見て⑧の安全度が高いのではないか」ということだ。
具体的には,⑦の壁があるのではないか,ということである。
たとえば,⑦⑦⑦⑧という形ならば,無スジとはいえ,⑧の安全度は高く切りやすい。
そしてその場合は,上家のリーチに④-⑦は超危険牌である。

上記の上家の捨て牌と,それに対する下家のノータイム⑧押し,この2つの材料から,リーチの本線を④-⑦と読むことができるのだ。
これが,反射読みである。


上記(1)~(3)は細かい話ではある。
が,意外と実戦で使えたりもするので,お試しあれ。

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麻雀」カテゴリの記事

コメント

戦術も勉強させていただきましたが、麻雀のイメージを嘆いていらっしゃる事に深く共感します。

麻雀のイメージ……良くしていきたいですね。

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