津田岳宏の事務所

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2015年3月

2015年3月28日 (土)

弁護士麻雀プロのリーグ戦日記④

4回戦。

平たい状況の東2局,北家。何を切る?

二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国八索:麻雀王国東:麻雀王国  ドラ北:麻雀王国

僕は二萬:麻雀王国を切った。

この形なら,さすがにマンズ先切りで固定してもいいと思ったのだ。
東:麻雀王国 切った後に重なるのも,一筒:麻雀王国切った後に重なったり三筒:麻雀王国来てもかなりイタい形である。
もっとも,これも正解かどうかは分からない。
コメント,お待ちしておりますm(__)m


上記の手は,その後八索:麻雀王国七筒:麻雀王国一萬:麻雀王国とツモり,ピンフ一通に仕上がってリーチ。
流局間際に八筒:麻雀王国をツモって,裏も乗ってハネマンに。
ほんとこの日はツイていた。



その後,2着と2万点差というダントツで迎えた南1局。
9巡目でこの形。

二索:麻雀王国四索:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国九萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国  ドラ四萬:麻雀王国

上家の親から白:麻雀王国が出るもスルー。
ダントツだし,手牌4センチから親リーチをかけられた2回戦の反省が頭にあった。

すると次巡,親が八萬:麻雀王国を切る。
これは,とりあえずチーした。
さらに次巡,親が二萬:麻雀王国を切ってきた。
「チー」


六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国  二萬横:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国  八萬横:麻雀王国七萬:麻雀王国九萬:麻雀王国  ドラ四萬:麻雀王国

一応テンパイだし白:麻雀王国はツモれば全員切る牌だ。
またこの形なら,誰がリーチしても白:麻雀王国 切りで2巡しのげる。
と思ってたら,案の定,対面からリーチがかかる。
一発目にツモったのは二索:麻雀王国
これは無スジだが,他にも無スジはたくさんあった。子供のリーチだし一瞬押そうかとも思ったのだが,やはり予定通り白:麻雀王国切り。

ダントツだし無理する必要はない。
結果は,数巡後,親が二索:麻雀王国を勝負して対面に刺さる。開けてびっくりのハネマン。二索:麻雀王国切ったらえらいことになっていた。
上記の手,リーチ後に我慢できたのはいいと思うのだが,どうせ我慢するのなら八萬:麻雀王国二萬:麻雀王国も鳴かなくてよかったのだろうか。
しかしそれはそれで消極的過ぎるような気も・・
これも正解が分からない。
コメント,お待ちしておりますm(__)m



その後,南場の親でもアガリを重ねた僕は,4回戦はダントツのトップ。
結局,第1節は,1-2-2-1でプラス138という出来すぎの成績で終えることができた。
が,麻雀は晴れの日ばかりではない。
ツキのない日も必ず来る。
そういう日にどこまでしのげるのかが次の課題だろう。

to be continued



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2015年3月27日 (金)

弁護士麻雀プロのリーグ戦日記③

2回戦。
微妙な手順ながら六筒:麻雀王国タンキで親リーを交わしたトップ目の僕は,直後の南1局の親でこの日1番の手が入る。

四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国  ドラ六索:麻雀王国 裏ドラ六索:麻雀王国 

8巡目で上の形。次巡,あっさりと表示牌の五索:麻雀王国を引く。

「リーチ」

ただでさえ3面チャンなのに加え,場には七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国がバラバラ出ている。良い待ちとしかいいようがない。

これはもらったな・・

と思ったのもつかの間。

ピンフのみリーチに追っかけられ,あっさり負けしてしまう。

裏ドラ表示牌を見たときは,さすがにウッときた。

うーん。流れ的には負けないはずなんだがw まあやむを得ん,だいたいその宗教には入っていないしな,信じる心が足りんのだろう(笑)

その後南場はノーホーラに終わり,まくられての2着。とはいえ,1回戦トップ・2回戦2着なのだから,デビュー戦としては上出来だ。後半に向けてのインターバル「謙虚に打つ」という誓いをもう1度自分に言い聞かせる。



迎えた3回戦。

この半チャンは,会心のアガりと痛いミスが両方出た。

東1局,南家での配牌

一萬:麻雀王国四萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国白:麻雀王国發:麻雀王国   ドラ六筒:麻雀王国

この配牌,一萬:麻雀王国を切る人も多いかもしれないが,平たい状況なら僕は白:麻雀王国發:麻雀王国から切る。
この手は早いピンフドラ1が見えているチャンス手だ。白:麻雀王国發:麻雀王国 を重ねて鳴いての役牌ドラ1にはしたくない。
使うつもりがないのであれば,役牌は置いているうちに重ねられてしまうこともけっこうあるので,先切りする意味は高い。
また,実は一萬:麻雀王国も全く使えない牌ではない。

6巡目,手牌はこう変化していた。

一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国  ドラ六筒:麻雀王国

意外なことに一萬:麻雀王国が重なってのイーシャンテン。その後8巡目に四筒:麻雀王国を引いてリーチ。普通のピンフ手に見え,かつ四萬:麻雀王国が置かれている河なので一萬:麻雀王国は完全に狙い目になっている。

結果,一萬:麻雀王国が一発で出ての5200。

上記の配牌,面前が前提であれば,白:麻雀王国發:麻雀王国が重なるより一萬:麻雀王国が重なった方がアガりやすいのだ(リーチに対しては役牌よりもスジの19の方が出やすい)。

というわけで上記の配牌,僕は点棒が欲しいときは白:麻雀王国發:麻雀王国,アガリさえすればいいときは一萬:麻雀王国を切る,と使い分けている。

それがまんまとハマった5200は,本日一番の会心のアガリだった。



その後,下家と2500点差という微差のトップ目で迎えた南2局の親。
16巡目でこの形。

三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国  ツモ八索:麻雀王国  ドラ二萬:麻雀王国

アガれないまでもテンパイはしたい。
場を見ると七索:麻雀王国はション牌で八索:麻雀王国は1枚切れ。枚数重視で八索:麻雀王国ツモ切り。

「チー」

ノータイムで下家が発声した。

あっ・・しまった・・

ミスにすぐ気付く。

五索:麻雀王国八索:麻雀王国は5枚見えていた。捨牌的にも,いかにも下家が欲しそうなところであった。
自分の受け入れ枚数だけを考え,下家を鳴かせてテンパイさせるリスクを全く考えていなかった。
結果,僕はノーテンに終わり,罰符で下家に500点まくられる。
さらに僕の後悔をあざ笑うかのように,ラス前とオーラスは,上家と対面で点棒をキャッチボール。そのまま500点差の2着でフィニッシュ。

あの打八索:麻雀王国は痛いミスだった。
ノーテン罰符を考慮した流局間際の打牌は,今後の課題にしていきたい。

to be continued




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2015年3月26日 (木)

弁護士麻雀プロのリーグ戦日記②

リーグ戦第1節の1回戦,トップ目の南1局。6巡目でこの形。

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国五筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国六索:麻雀王国   ドラ一萬:麻雀王国

ドラ入り一通が既に完成しているという大チャンス手だ。
この形,無条件なら六萬:麻雀王国切りだろう。
しかし場を見ると,四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国が2枚ずつ切られている。五筒:麻雀王国の横伸びが期待薄なのと,山にいそうな八筒:麻雀王国を引いたときの3面チャンリーチを考慮して打五筒:麻雀王国


その後しばらく空振りが続く。僕はこう考えていた。
六萬:麻雀王国六索:麻雀王国の周りを引いたテンパイは全部ダマ。
六索:麻雀王国を縦に引いたらリーチ。八筒:麻雀王国は絶好の狙い目だ。
まさかの六萬:麻雀王国を引いての変則3面待ちも悪くない,これも八筒:麻雀王国が狙える・・・

そうして迎えた10巡目,ツモッた牌を見て硬直してしまう。


一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国六索:麻雀王国  ツモ三萬:麻雀王国   ドラ一萬:麻雀王国

あん?

お前は・・・想定しとらん・・・

まさかの一通がなくなる形でのテンパイ。
ツモ切り・・?考え込む僕。しばらくしてようやく正気を取り戻す。
八筒:麻雀王国は狙い目なのである。一通が壊れたからといって,そのことは変わらない。

「リーチ」

この日の僕はツイていた。リーチ一発目のツモ,親指にザラッとした感触のあいつ。八筒:麻雀王国だった。
アガッたのはいい。しかし今にして思えば,あそこで考え込んでしまったのは反省だ。冷静に考えればリーチの一手である。
せっかくプロになったのだから,ああいうのを当然の顔でノータイムリーチできるようになりたい。
一通が壊れたというだけで心が揺れているうちはまだまだだw




1回戦は逃げ切ってトップ。迎えた2回戦の東1局,親の僕の7巡目。今日一番の「何切る?」が来る。

三萬:麻雀王国七萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国八索:麻雀王国八索:麻雀王国  ドラ西:麻雀王国

三色がすぐそこに見えているリャンシャンテン。関連牌はほとんど出ていない。

僕は七萬:麻雀王国三索:麻雀王国で迷った末,三索:麻雀王国を切った。

二索:麻雀王国引いたら激イタなのは分かっている。
しかし,この日の僕はデビュー戦。謙虚な気持ちで,挑戦者の気持ちで打とう,と強く心に決めていた。
そこで,「基本に忠実になれよな。絵に描いた餅よりテンパイチャンスをあくまで狙って行くこったぁ」(BY谷口隆・天牌第5巻)の精神にのっとり,受け入れ重視で三索:麻雀王国を切ったのである。

結果は,この後七索:麻雀王国一萬:麻雀王国と引いてカン二萬:麻雀王国の三色テンパイになってツモあがった。

結果的に三索:麻雀王国七萬:麻雀王国はどっちを切っても一緒だった。

しかし,今にして考えとき,あの手で三索:麻雀王国切りが正解だったかは疑わしい。

五萬:麻雀王国があるフリールールなら七萬:麻雀王国切りは間違いだろう。

しかし赤のない最高位戦ルールなら,やはり打点を考え七萬:麻雀王国切りが妥当ではないか。

あと,受け入れ重視なら三索:麻雀王国ではなく六索:麻雀王国切りではなかったか(結果論では六索:麻雀王国切りはアガリ逃すのであるが)。

いったい正解は何切りだったのだろう?

コメントお待ちしておりますm(__)m




トップ目で迎えた東4局,またも微妙な打牌をやらかす。

一筒:麻雀王国三筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国一索:麻雀王国一索:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国北:麻雀王国  中横:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国  ドラ三筒:麻雀王国

中:麻雀王国ドラ1のイーシャンテン。

しかし,場に八筒:麻雀王国が3枚五筒:麻雀王国1枚が出ていて受け入れ枚数が心もとない。

なので9巡目に出た一索:麻雀王国に飛びつく。

「ポン」


これで受け入れ倍増。
この場は七筒:麻雀王国も2枚切れていた。

僕が期待していたのは三筒:麻雀王国六筒:麻雀王国の重なりだ。
七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国がバラバラ出ているとうことは三筒:麻雀王国六筒:麻雀王国(とくに六筒:麻雀王国)は山にいやすい。
ドラ三筒:麻雀王国が重なれば,薄い五筒:麻雀王国八筒:麻雀王国でも押しやすい。
六筒:麻雀王国重なりのカン二筒:麻雀王国もまあ良し。

と考えていたところに,上家から二筒:麻雀王国が出る。

カンチャンの表示牌だ!鳴かねば!

「チー」

ふう,やっと張ったか・・・ん?

六筒:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国  二筒横:麻雀王国一筒:麻雀王国三筒:麻雀王国 一索:麻雀王国一索横:麻雀王国一索:麻雀王国 中横:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国  ドラ三筒:麻雀王国

おいおい,張ったはいいけど手牌全部危険牌じゃん。しかも六筒:麻雀王国タンキって。

この状況でリーチかかったらどうするんだ。

「リーチ」

本当にリーチがかかるから麻雀は怖い。しかも親リーチ。

後悔先に立たずとは麻雀のためにあるような言葉だ。何で手牌4センチにした俺・・

が,この日の僕は本当にツいていた。

リーチ直後,重々しく山に伸ばした僕の親指の感触・・あっ・・六筒:麻雀王国だった。


あの手もいまだに正着がよく分からない。

トップ目なのだから,中ドラ1で手牌4センチはまずいように思える。
とすれば,カン二筒:麻雀王国鳴きがナシだったか。いやその前の一索:麻雀王国をスルーした方がよかったのか。
しかし一方で,必然の鳴きを積み重ねただけのようにも思える。

コメントお待ちしておりますm(__)m


相当微妙な1局ではあったが,結果的には山にいると読んでいた六筒:麻雀王国タンキをツモって親リーチをかわしたことになった。
もしかして絶好調?
直後の南1局の親,僕に驚愕の手が入る。
やはり麻雀に流れはあるのかー!?

to be continued




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2015年3月25日 (水)

弁護士麻雀プロのリーグ戦日記①

3月22日,僕は最高位戦C3リーグで麻雀プロとしてデビューした。

はじめてのプロリーグ,まずは会場の緊張感に驚いた。張り詰めた空気は,想像以上だった。
しかしそれは,いわゆる”鉄火場のピリピリ”とは全く異なる。
正装した男女たちがつくりだす厳粛で健全な緊張感である。
いまだ麻雀に対し博打の道具だという偏見を持っている人たち全員に,あの風景を見せて上げたい。

1節4回のリーグ戦,この日僕が対戦したのは,小河侑大プロ,佐々木勇人プロ,田中浩平プロの3人だった。
3人とも僕よりも10歳ほど年下の若者たちである。
そんな中,オサーン新人の僕は,デビューということもあって所作ミスを連発してしまう。
しかし3人は,そんな僕に最後まであたたかく接してくれた。
お三方には,この場を借りてお礼とお詫びをしておきたい。
大変ご迷惑おかけいたしました,今後精進を重ねてまいりますm(__)m

それにしてもしつこいようだが,ああいう健全な若者たちが真剣に麻雀を打ち合っている場があるんだということは,もっと世間に理解してもらいたいものである。



さて実戦記。ここからは,あくまでも僕の主観に沿って書いていくので,異論反論ある方はどんどんコメントしていただければと思いますm(__)m


1回戦,平たい状況の東1局1本場,僕の手は3巡目で早くもイーシャンテンになった。

三索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国    ドラ七筒:麻雀王国

この手,五索:麻雀王国が来れば三面チャンリーチだ。しかし八索:麻雀王国来たらどうしよう。無条件ならシャボ受けだろう。しかし場を見ると,上家と対面の一索:麻雀王国が早い。二索:麻雀王国が山にゴッソリいそうなだけに迷う・・

などと考えていると,4巡目あっさり中:麻雀王国が出る。

平たい状況の東場の親で浅い巡目だが,ドラがないならスルーする価値が薄い。

「ポン」

1500の五索:麻雀王国八索:麻雀王国テンパイ。

すると次巡のツモが中:麻雀王国

平たい状況,親,浅い巡目,十分な待ち。スルーする理由がひとつもない。

「カン」

めくられた新ドラ表示牌は二索:麻雀王国   

おおー! 山にいそうだった二索:麻雀王国 こんなところにいてくれるとは!



三索:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国  中横:麻雀王国中:麻雀王国中横:麻雀王国中:麻雀王国    ドラ七筒:麻雀王国 新ドラ三索:麻雀王国

1500が一瞬で7700に。

送りバントでワンアウト2塁にするつもりだったのが,悪送球でノーアウト2塁3塁になった気分だ。先制点の大チャンス。

すぐにアガそうな五索:麻雀王国八索:麻雀王国だったのだが,そんなに甘くなかった。

7巡・・9巡・・そして11巡目,下家の切った牌が横に曲がる。

「リーチ」

くっ・・・しかし,ここは一歩も引けん。アガリ牌以外,全部ツモ切ってやる。

勇んで右手を山に伸ばす僕。しかし,ツモった牌を見て硬直してしまう。



三索:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国  中横:麻雀王国中:麻雀王国中横:麻雀王国中:麻雀王国  ツモ三索:麻雀王国    ドラ七筒:麻雀王国 新ドラ三索:麻雀王国

マジで?

ツモッたのは何と三索:麻雀王国

リーチに三索:麻雀王国六索:麻雀王国は通っていない。明らかに危険牌だ。

一方,リーチに四索:麻雀王国は現物だった。スジの七索:麻雀王国は比較的通りそうだ。

点数も7700が12000になるし,素人なら七索:麻雀王国切る人も多いのではないか?

「タン」

少考後,僕は三索:麻雀王国を切った。
12000になるとはいえ,六索:麻雀王国タンキではアガれる見込みが薄すぎる。五索:麻雀王国八索:麻雀王国は良い待ちだ。点数も7700あれば十分だ。

新ドラ三索:麻雀王国が危険牌で打てば高いのも分かってる。しかしリーチの捨て牌,三索:麻雀王国六索:麻雀王国以外にも危険なスジはいくつかあった。

字牌の東:麻雀王国南:麻雀王国が場に見えていないことも確認した。字牌がらみのシャボの可能性もある(シャボなら三索:麻雀王国はあたらない)

七索:麻雀王国だって現物ではない。万が一これで打ったら目も当てられない。

僕は歯を食いしばって三索:麻雀王国を打った。

声はかからなかった。

上家の河に八索:麻雀王国が置かれたのはその直後だった。


三索:麻雀王国切りは,プロならば当然の1打なのかもしれない。
しかし少なくとも,その日最初の”選択”に結果的に正解できたことで,僕の心はずいぶんと落ち着いた。
そういう手が1回戦の東場の親で来てくれたこと,そう,この日の僕はとてもツいていた。

to be continued



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2015年3月15日 (日)

強さこそが正義

昨日は,ホーリー本のニコ生配信に出演。

とくに放送前半は,接続上のアクシデントに見舞われたこともあって,用意していた流れで話が進められなかった。
しかし僕も話すことを仕事にしている以上,何があっても上手く進める話術が必要だ。
要はまだまだ実力不足ってことで,猛省だわw
次の機会にはリベンジしたい。

反省も多い中,これは言っといてよかったって一番思うのは,ホーリーにもう1度プロになれってすすめたこと。
ホーリーは,放送後,夜には闘牌列伝に参加していた。
この闘いは,とんでもない名勝負だった。
まだ見ていない麻雀ファンは,絶対に見るべきだ。

ホーリー,石井,須田,アサピン。
たった4回の麻雀で,4人が一般人とは異次元の腕を持っていることが明白に分かる。
金を賭けているわけでもなく,自分の麻雀ですらないのに,最終戦では牌がツモられるたびにドキドキした。
4人は間違いなく,金を取れる麻雀を打っていた。

昨日ホーリーと話して思ったのは,彼も心の奥底ではもう1度プロになるのを望んでいるんだろうなってこと。
彼が好きなのはガチの対局,しびれる勝負だ。
強さへの探究心も高い。
行くと逆に弱くなると思ったから団体の勉強会には行かなかった,というのだから,柔和な外見には似合わない気骨もある。
そのメンタリティはまさにプロ向きだ。

そんなホーリーだが,福地さんとか加藤さんの話だと,いわゆる”政治的配慮”で加入できる団体が限られているのだという。
事の真偽は僕には分からないが,もしそれが事実ならば,まことに嘆かわしい。

政治的配慮というのは,何かを守るために使われる力だ。
しかし,今の麻雀界に,有望な若手に圧をかけてまで守るべきものがあるといえるだろうか。

一般社会レベルで見ると,麻雀のイメージはまだまだ悪い。すこぶる悪い。
弁護士の集まりだとか,異業種交流会だとかに行くと「専門は何ですか」とよく聞かれる。
「賭博罪,それと麻雀です」と答えると,きょとんとする人がほとんどだ。
なかには露骨に嘲りの色を浮かべる人もいる。

今の麻雀界に,守るべきイメージなど何もない。
どんどん攻めていくしかない。攻めて攻めて,社会に認知させ,イメージを上げていくべき状況だ。

攻めるときに一番必要なのは人材だ。
金を取って客をひきつける力のあるタレントだ。
ホーリーは強い。それは実績が証明している。打ち方も独創的だ。ファンも多い。
そういう有望なタレントを活用しないなど,愚の骨頂としか言いようがない。

プロ時代,ホーリーは「プロとして恥ずかしくない麻雀」を打つよう指導されたのだという。
しかし,プロを名乗る以上,もっとも恥ずかしいのは,弱いということだ。
プロなのに弱い。
口先だけで実績がない。
こんなに恥ずかしいことはない。
第1打からリャンメンを鳴こうが,2枚切れのペンチャンを即リーしようが,強いのであれば,勝つのであれば,誰に恥じることもない。
堂々としたプロの麻雀である。

プロである以上,強いことが一番の正義である。
いつの時代も,何の競技も,観客をひきつけるのは強さだ。
長嶋茂雄も,武豊も,圧倒的な実力があったからこそ,競技自体のファンを劇的に増やすことができた。

人は強さに魅了される。
強くて魅力的なプロが増えるほど,麻雀がメジャーになれる可能性は高まっていく。
麻雀なんていかがわしい,と思っている人はいまだ世の中にごまんといる。法律を変えたくて協力を要請しても,政治家たちの腰はいつも引き気味だ。麻雀との関わりが世に知れ,票が逃げるのが怖いのである。

そのような状況で世間に対して攻めていく必要があるにもかかわらず,もしもくだらない政治的配慮で強い奴がプロになれないなどという現状があるのだとしたら,麻雀界の浮上など一生ないだろう。



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