津田岳宏の事務所

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2015年6月

2015年6月30日 (火)

グリーン杯、明日から3連チャン

京都グリーン杯、明日夜から3夜連続で放送だ。
予選2組からプレーオフまで一挙に放送、ファイナル進出者が決定する。

明日はエピソード2「伝説への羽ばたき」
ヴェストワンカップの若き覇者、田内翼が登場する。
アサピンら対戦相手も全員強豪。
「死のグループ」の戦いを、是非楽しんでいただきたい。

解説には、この道の第一人者「梶本琢程」が登場!
僕はお会いするのがはじめてなので、とても楽しみ (^^)
滑舌がよくなる方法を教えてもらおう(笑)

3夜連続、みなさまよろしくお願い致しますm(_ _)m






データで見るグリーン杯1日目

前回の記事はかなり反響があり、コメントも長尺のものをたくさんもらった。
議論の活性化なくして発展はありえない。皆さま、ありがとうございます m(_ _)m

麻雀を科学的なゲームだと言いたいとき、データを出して語ることは有用である。
グリーン杯は、麻雀界のNFLを目指す、と大風呂敷を広げている。
NFLは、ファンが楽しむためにたくさんのデータを提供していることでも有名だ。

グリーン杯も、なるべくデータを提供していこうと思う。
今日出すのは1日目のデータ。
ちなみに、下記の表データは、paruさんという方が、好意でツイッターにあげてくれてものだ。本当にありがとうございます。

埋め込み画像への固定リンク

さらに、4者のアガリ回数・総アガリ点・平均アガリ点は、下記のとおり(左から順)。

可南    8-57100-7137  
コーラ   6-34500-5750
サイコロ  8-42700-5337
楠橋    9-52100-5788


これらのデータで、まず際立つのは、サイコロのフーロ数である。14回はダントツだ。
また、サイコロはそれだけフーロしているにもかかわらず、2回しか放銃していない。しかもそのうち1回は、3回戦ラス前に差込み気味に放銃したものだ。
守備力が際立った1日となった。
なおサイコロは、トータルポイントは1人浮きでダントツだが、総アガリ点数は、可南や楠橋よりも1万点以上少ない。
やはり、麻雀で勝つには守備力が重要であるということが、データからも顕著だ。


楠橋は、フーロ数とリーチ数の合計が一番少ない。
仕掛けられる手が少ない中、少ないチャンスをものにして2位に滑り込んだといえる。
巧みなゲーム回しを含め、「条件の楠橋」の持ち味を発揮した。


可南は、総アガリ点数がもっとも多く、また、平均アガリ点もダントツに高い。
「面前でのリーチ勝負」という持ち味は十分発揮された。攻撃のセンスは相当に高いのだろう。
惜しむらくは放銃回数の多さで、それが最後、楠橋と明暗を分けた。


コーラは、苦しい1日であった。
リーチ回数は最多の9回と、天鳳位の手作り力を見せるも、アガリ回数・アガリ点数ともに最小。
十分な雀力を見せながらも、武運に恵まれない1日であったことがデータからも分かる。


さて、せっかくなので、以下、僕が作成したゲームシートを載せておく。
シート中、Rはリーチでのアガリ、Dはダマでのアガリ、Fはフーロでのアガリを示す。

やはり、3回戦の東場、困難な条件下の楠橋が、可南から(流局はさみ)4局連続で放銃を取っているのが圧巻だ。ワンチャンスをしっかり生かしている。ここで可南から取ったトビ賞も大きかった。
しかし可南も、心折れることなく、南場の楠橋の親で3000-6000をツモり、再逆転まであと1歩のところにまで迫っている。
本当に良い勝負であった。

1回戦 

東1  楠橋 1300-2600  R

東2  楠橋 3000-6000  D

東3  可南 3000-6000  R

東4  コーラ 3900 ×楠橋   F

南1  コーラ 3000-6000  F

南2  1人テンパイ(可南)

南3① サイコロ 1500は1800 ×可南  F

南3② サイコロ 2600は2800オール  R  

南3③ サイコロ 12000は12900 ×コーラ R

南3④ コーラ  2600は3800  ×楠橋  R

南4  サイコロ 1300-2600 D 

 

2回戦

東1  2人テンパイ(可南・サイコロ)

東2  可南 8000は8300 ×コーラ  F 

東3  可南 3900 ×コーラ   D

東3① 可南 1500は2100 ×楠橋  F

東3② 楠橋 1000-2000は1200-2200  R

東4  1人テンパイ(サイコロ)

南1① 可南 6400は6700 ×楠橋  D  

南2  可南 1600-3200 D

南3  2人テンパイ(可南・コーラ)

南3① コーラ 3200は3500 ×サイコロ  R  

南4  サイコロ 1000オール  F  

南4① コーラ  2000-4000は2100-4100 F



3回戦 

東1  コーラ  1000オール  F

東1① 2人テンパイ(コーラ・サイコロ)

東2② 楠橋  500は700オール  F

東2③ 楠橋  2000は2900 ×可南  D

東2④ 楠橋  12000は13200 ×可南  R

東2⑤ 楠橋  2900は4400  ×可南  F  ※トビ賞の1万点が総合ポイントに加算

東2⑥ 2人テンパイ(コーラ・サイコロ)

東3⑦ 楠橋  3900は5100 ×可南  F

東4  サイコロ 300ー500  F

南1  サイコロ 500-1000  R

南2  可南   3000-6000 R

南3  サイコロ 7700 ×可南  D

南3① サイコロ 5800 ×コーラ F

南3② 楠橋   2000は2600 ×サイコロ F

南4  可南   2600オール  R

南4① サイコロ 8300 ×楠橋  R

 

 

 

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2015年6月28日 (日)

運ゲーだという主張への反論、代理人弁護士として

僕の最終的な目標は、麻雀の法律的地位の向上である。
もっと直接的に言うと、多少の賭け麻雀は”100%”捕まらないという法律的状況をつくることだ。

そのために、巷間よくいわれる「麻雀は運ゲー」という主張には、僕は徹底的に反論する。
偶然に左右されやすい、というイメージになると、それだけで法律上の扱いは悪くなる。
偶然の要素が多くて面白い=賭博の道具になりやすい=取締の必要性が高い、法律はこう考える。
「偶然性」は賭博罪の成立要件でもあり、賭博罪の成否が問題になる判例では、当該競技の偶然性について必ず言及される。

偶然性が主要ではない競技である、というアピールが必要不可欠なのである。
ビリヤードも、風営法から外されたときには、「ビリヤードは物理法則に基づいて結果が決まるきわめて科学的な競技である」というアピールを、業界が一致団結しておこなった。
麻雀業界も、この点は見習う必要がある。

政治家や官僚など「権力を司るエリートたち」は、論理性・科学性、などが大好きだ。その理由のひとつは、彼らの多くが東大卒で、論理性や科学性がモノを言う世界の勝者たちだから、それにシンパシーを感じる、という部分もあるように思う。

麻雀にロマンを求めるのは、悪いことではない。いや、というか、それは麻雀の大きな魅力のひとつだと僕も思う。
しかし少なくとも、政治家や官僚にアピールするときには、非科学的なものと麻雀が結び付けられるようなことは言うべきではない。
多少強引ではあっても、麻雀は科学的で論理的な競技である、ということを一致団結徹底的に主張しなければならない。過去のビリヤード業界のように。

麻雀に、偶然が絡むことは間違いない。
しかし、それは麻雀に限られない。
偶然が絡まない競技など存在しない。
将棋も、囲碁も、野球も、サッカーも、勝敗には偶然が影響している。
羽生善治は自著で、20手先が完全に読める棋士などひとりもいない、と記している。相手がどう指すかの予想など、完璧にできないからだ。相手がどう指すかは偶然の事象である。事実、羽生にしても全勝している相手はほとんどいない。勝敗に、ときどきの偶然が左右している。
サッカーの勝敗が運に左右されることは言うまでもない。ギリギリのシュートがゴールになるかポストに当たるかは、全くの運だ。運が良ければ、オリンピックで日本がブラジルに勝つこともある。ユーロでギリシャが優勝することもある。
この点で「麻雀は運ゲー」と批判する主張は、的外れである。
それを言えば、全ての競技は運ゲーなのだから。

全ての競技の勝敗は、実力と運の両方が作用して決まる。
それは、麻雀も同じだ。
そして他競技と同じように、麻雀にも明らかな実力差が存在する。練習量・勉強量・経験の多寡、さらに生まれつきの才能などを原因とする実力差がはっきりある。

麻雀が損をしているのは、運が見えやすい一方、実力が見えにくいという点だ。
不完全情報ゲームであるという性質上、対局が公開されることで、勝負が運に左右されるところが明白に見えすぎる。
ここが将棋と比べて不利なところだ。完全情報ゲームである将棋は、偶然が左右するのは互いの思考過程のすれ違いであり、その部分は目に見えにくい。

運が見えやすいことの反面、麻雀は実力が見えにくい。
が、この部分は努力可能である。業界として、たとえば話力のある解説者や筆力のある記者を育てるなど、麻雀の実力に差があるのだということを、世間にアピールするための方策は考えていける。

僕自身、麻雀プロになり、前よりも配信対局を見る機会が増え、一流プロの強さを目の当たりにして、これは、麻雀のイメージアップや法律的地位の向上に一役買えるはずだと確信した。
飛躍した話ではあるが、昨夜の鉄人たちのえげつない強さの麻雀などは、麻雀を国会にアピールするときの材料のひとつとして使う方法があるはずなのだ。それを考えていきたい。

法律的地位の向上を考えたとき、麻雀は運ゲー、という主張は絶対に排除しないといけない。
そのために、プロには強くあってほしい。そうあるためには、選手たちの努力はもちろん、強さが分かりやすく見えやすい環境を周囲が整えることも大切だ。
僕がはじめたグリーン杯、選手には大変申し訳ないが、ルールについて、色々たくさん盛り込んでいる。
赤あり、アガ連とテンパイ連、トビ賞あり、変則ウマ、アドバンテージ・・・とにかく何でもぶち込む”全部乗せ丼”みたいなルールになっている。

これは、プロモーターとしては初心者の僕が、要素が多ければ考えるポイントが増えて、それだけ実力が見えやすい戦いになるだろう、と単純に考えたからだ。
放送としての都合上、短期決戦にせざるを得ない。しかし、要素を多くして思考ポイントが増えれば、短期の中でも実力が見えやすいのでは、と。

単純な僕の考え方が合っているのかは、正直分からない。
しかし、厚かましいお願いだが、意見は欲しいと切に願っている。
実力がみえやすいルールづくり、というのは、業界の将来のためにも、ひとつ大きなテーマだと思っている。
そのテーマで考えたとき、今回のルールは、どうか。
これは良い。これはいらん。つーか、これは意味不明。
忌憚のない意見を、僕のツイッターなり事務所アドレス(info@greenlaw.jp)なりにいただければ、本当にありがたい。
カッコつけて弁護士っぽく言えば・・・健全な議論こそが発展への近道である。

選手たちは、予選1日目から、抜群の麻雀をしてくれた。不慣れなルールの中で最高のパフォーマンスを発揮してくれて、ちょっと感動してしまった。それに応えるためにも、麻雀は運ゲーだという主張は、そのうち必ず亡き者にしてやろうと思っている。

2015年6月25日 (木)

某ライターとのエニシバナシ

さんがリツイート

津田弁護士が福地先生と同じ、決してメジャーとは言えないブログサービスを利用してるのは一種のオマージュなのかな

この人とはじめて会ったのは,さかのぼること6年前の冬。当時僕は3年目の駆け出し弁護士,麻雀と法律の問題を本にしようとしていた。

執筆の資料として,文献はたくさん揃えたのが,困ったのは「取材対象」だった。ただ文献をまとめただけでは,本に生気が出ない。生身の話が欲しかった。しかし若手の弁護士,人脈は乏しかった。

困った僕がすがったのが,当時既に人気ライター,「頭が良い人,悪い人の麻雀」を連載中のこの人だったのである。
僕が直接連絡したのか,出版プロデューサーが間を取り持ってくれたのか,細かいところは忘れてしまったが,とにかく,相当の突撃取材だったことは間違いない。何ら面識はなかった。取材費も払っていない。

会った場所はファミレス。
”ライター”という種類の人と会うのも喋るのも,僕は初経験だった。
勝手な偏見で,ライターってのは癖があるのかなと身構えていたが,取材は終始なごやかに進んだ。
この人は,どこの馬の骨かも分からない京都弁の若手弁護士に,懇切丁寧,興味深いネタを話してくれた。

この人の話は面白かった。さすが人気ライターだと感服したのを覚えている。聞いた話は,執筆する上でおおいに役立った。本の内容のとても良いアクセントとなった。それがなければ,本はもっと無味乾燥になっていたはずだ。
そして出版されたのが,「賭けマージャンはいくらから捕まるのか」である。
業界の重鎮で,この本をはじめて目に止めてくれたのは,マツオカ株式会社の松岡社長である(社長もたいせつな恩人だ)。
松岡社長が,全雀連の木下会長に本を紹介し,それがきっかけで,僕は全雀連から声をかけていただいた。
その後僕は,全雀連の顧問を務めるようになり,他の多くの業界会社からも顧問の話をいただくようになった。
まがなりなりにも,明日開幕の「京都グリーン杯」を主催できるようになった。
ちなみにグリーン杯を主催したきっかけは,僕がプロになったことだが,僕をプロに勧誘したのは,全雀連の絡みで知り合った人だ。全てが,つながっている。

麻雀は,僕の恩人だ。業界の多くの人に,僕は恩を感じている。この人も,そのひとりである。
受けた恩をたくさん返せるよう,めいっぱい力を尽くしていきたい。
ちなみにこの人は麻雀もメチャクチャ強かったが,カモになって恩を返せるほど,僕の麻雀もヤワではなかった(笑)

真剣勝負、はじまります!

京都グリーン杯,いよいよ明日開幕する。
エピソード1は,「ヴェールを脱ぐ天鳳位」

リアル配信対局初参戦の7代目天鳳位「コーラ下さい」が登場する。
天鳳スタイルに微妙に”昭和麻雀”をブレンドしているというコーラ,どんな麻雀を打つかホント楽しみだ。

本大会,選手紹介のインタビュー等は楽しんでもらうためにバラエティぽい要素も入れたが,明日からは,賞金をかけた正真正銘の真剣勝負が繰り広げられる。
緊張感ある戦いを,是非見てくださいm(_ _)m

なお,サイトには僕の趣旨説明動画も追加公開された。
肝心の「しゅさいしゃ」が言えていないという体たらくww しかし,3分30秒以下は,心から世の中に伝えたいと思っていることだ。
麻雀のスポンサーになる楽しさを,この素晴らしいワクワクを,世の中にどんどん広めていき
たい。

 

2015年6月23日 (火)

男もシャレよう

昨夜の井出洋介のぶっちゃけ!ギリトークで、みさみさから、男性プロも私服で出ればいいじゃない、という提案があった。

藤田晋最強位もこれに同調の様子、アフロの人良いよね、という発言していた。藤田さんに覚えられるとか、友添さんさすがだなー。
これを見て僕は決めた。

グリーン杯、男の服装は完全自由としていたが、これを変更し

普通のスーツはなるべく避けて、「勝負服」で

と連絡を出した。

考えて見れば、女流は、髪型とかメイクとか服とかにかなりの気を使って対局に挑むわけだ。
一方で、男は何も考えずにスーツでOKっていうのは、労が少なく男女不平等な気もする。
女性にどう見られるか、というのが大事な時代だ。
男も見た目に気を使い、女性ウケも狙う大会にしよう。
直前の変更で対局者には大変申し訳ないのであるが・・機敏な動きができるのは個人大会のメリットだ・・男性対局者のみなさま、ごめんなさいm(_ _)m


男性プロがスーツ着用、となっているのは、昔の麻雀業界の人たちの服装があまりに酷かったからだ。
全国麻雀業組合総連合会の木下会長は、35年前はじめて理事会に出席したとき、パンチパーマ、サングラス、小指に金の指輪wなど、さんざんな見た目の人が多数いたことを自著で振り返っている。会長は、みずからが理事長になったとき、理事たちにスーツ着用を義務付けた(全雀連の会長)

会長らの尽力があって時代は変わり、今の麻雀界で、そんなファッションをする人はいない。
スーツを着てるから真面目、という単純な発想の時代でもない。

男がシャレてもいいじゃない。
いや、男もシャレよう。
男女平等、グリーン杯の提案とする。

インタビュー、はしゃいでますw

麻雀は4人のゲームだから紛れやすい、というのが欠点として言われることがある。
が、これも麻雀の大きな長所の裏返しだ。

たとえば、将棋は2人のゲームだ。

羽生vs森内や羽生vs渡辺は見れるが、羽生vs森内vs渡辺vs糸谷という戦いは見れない。
ボクシングでも、パッキャオvsメイウェザーは見れるが、パッキャオvsメイウェザーvsゴロフキンvsロマゴンは実現しない。
しかし麻雀は、強者4人の戦いを一斉に見れるのだ。
登場人物が2人ではなく、4人であるからこそ、より多層的で重厚なストーリーが展開されるのである。
これは、麻雀のアドバンテージだ。
4人が織り成す重厚な物語であるという点は、他競技と差別化できる「見る麻雀」の大きな魅力であると僕は思っている。


ストーリーを堪能いただく前提として、キャストたちの個性をしっかり理解いただく必要がある。
起承転結の「起」は、対局日までに用意した方がいい。
そこで、京都グリーン杯は、出場者たちに詳細なインタビュー動画とアンケートを撮った。昨日、公開された。
これを見れば、「CAST」達の個性がわかっていただけると思う。
西村涼宮今村の大喜利勝負、徐々に本音で語り出す田内、20代で老害の心配をするアサピンwなど見どころ満載だ。

インタビュー見ていただいたら分かるとおり、僕が一番はしゃいでいるw 楽しくて仕方がないという感じだw

まーしかしこれも、麻雀のスポンサーになればこんなに楽しいんだ、ということが世間に伝わればいいかと肯定的に思っている(笑)。

「質問」は、僕の本職と密接する分野なのだが、今回僕は、盛り上げたい・煽りたい、という気持ちが強く、本業で勉強した”黒い技術”をけっこう使ってしまった・・

僕の質問の中には、「~ってことですね」というのがよく出てくる。これは、反対尋問での「誘導尋問」のテクニックである。
また、「みんな好き勝手言ってるから何言っても大丈夫ですよ」的なことを、複数者に言っている。これは、取調での「あいつも言ってるから大丈夫だよ」っていう”オトシ”のテクニックだ。

黒い六法全書炸裂wのインタビュー、大会を見る前に、是非ともチェックしていただきたいm(_ _)m

そして出場者のみなさま、僕の意図を察し、個性を出す対応をしていただき、答えにくいことも話していただき、本当にありがとうございましたm(_ _)m

2015年6月20日 (土)

アサピンとトークやります

あさって、22日(月曜)の19時、アサピンとトーク番組をやる。

メインテーマは「ネット雀士の可能性」

初代天鳳位アサピンに、自身の麻雀観やネット麻雀とリアル麻雀の違いを聞いていく予定だ。
昨夜の天鳳名人戦もすごい盛り上がりだった。今後、最強雀士が誕生するとしたらやっぱネットからなのか!?なんて突っ込んだことも聞いてみたい。
せっかくなので、普段とはちがうアサピンの一面も見せたいと思っている。

アサピンも出場するグリーン杯のルールと見どころの説明もする予定。

よければご覧下さい
m(_ _)m

2015年6月19日 (金)

統一されずもまた魅力

26日開催の京都グリーン杯、ポイント持ち越しはない。
短期決戦のトーナメント、プレーオフや決勝の盛り上がりを考えると、やはりそうすべきと考えた。

しかし、5日の大会のうち、3日は予選だ。
予選にもなるべくの意味を持たせたいと考えた。
予選から見ていただいたお客さまへの”インセンティブ”を用意したいと思った。

そこで、予選順位をつけてアドバンテージを与えるシステムにした。
とはいえ、具体的なアドバンテージはどうしようか。
小さすぎると無意味だし、大きすぎるとバランスを壊す。

思案する僕の目に止まったのは、みーにん本だった。

みーにん本のトップ項目は「ラス親を根性で引き当てろ」である。
統計によれば、ラス親のトップ率は半荘戦で2%ほど強いらしい。
あっ、これ使えるじゃん。
上記の統計は、トビ終了のルールに基づいている。アガリやめかつトビ終了なしにすれば、もう少し有利になるだろう。
加えて、対局者の配置を決められるようにしよう。
配置は、麻雀では重要だ。
とくにタイトル戦の最終戦だと、無理する必要のあるポジションに下家が有利になるなど、さらに重要度が増す。


というわけで、アドバンテージの第1は、「場決め権」とした。
プレーオフと決勝戦、予選順位トップの者は最終戦の、次点の者は2回戦の、起家と配置を決められる。
この微妙なアドバンテージ、本大会の隠し味である。

もうひとつのアドバンテージは、オープンリーチ権とした。
まあこれは・・プンリーの場面があれば盛り上がるかなー、という単純な発想によるものだ。
プンリーはバランスを壊す恐れも強いので、権利を持つのは1人だけ、かけられるのは1回だけ、とかなり限定した。
なお、プンリーは、リーチ棒がかけられた側に有利に作用する側面もある(かわされやすいから)ので、アドバンテージ感を出す意味から、プンリーはリー棒不要とした。


アドバンテージの前提となる予選順位については、基準の第一を「1人浮きか2人浮きか3人浮きか」にして、その次の基準は、平均順位や総合ポイントではなく、ラスの回数とした。

トップを取る、ということと、ラスを避ける、ということは、矛盾する要請である。
この矛盾する要請の中で、バランスの良い打ち方をする強者を見せたい、というのが、本大会のルールとシステムの基本理念である。



システムの説明は以上である。
さて、勘の良い人ならもう気付いているとおり、本大会のルールとシステム、これはブー麻雀や3人打ちなどの、関西麻雀の影響を多分に受けている。
それは、関西サンマばかり打っていた僕がつくったシステムだからだ。

せっかくやるのだから、目新しいシステムをという思いもあり、関西発信の大会なので、ちょっとした関西色も出そうと思ったのである。

それほんとに美味いのかよ、と疑問を持つ人もいるかもしれない。僕から言えるのは、とにかくだまされたと思って一度食べてみてくださいm(_ _)mということだ。
ルールが統一されない、というのが麻雀の欠点として言われることがある。
しかし僕は、それもまた麻雀の長所の裏返しだろ、と思っている。

色々なルールが成り立っているというのは、裏返せば、色々な楽しみ方が成り立っている、ということだ。
それはすなわち、麻雀が、楽しみ方の要素が多いゲームだということであり、それは長所である。

将棋だって、昔は色々なルールの将棋が打たれていたが、現在は統一されている。それは、他のルールの将棋が、今のルールの将棋に比べて支持者が圧倒的に少なかったからだ。

麻雀のルールが統一されない理由のひとつは、それぞれのルールの支持者がそれなりに分かれているからだ。
いやというか、ひとりの麻雀ファンも、色々なルールを楽しみたいという人の方が多数派だろう。
僕自身、学生時代には1局清算の麻雀にハマっていた時期もある。

麻雀という素材は、美味しい味わい方が多数あるのだ。それだけ奥深い素材なのである。
やはり、最高の頭脳スポーツである。

京都グリーン杯は、この最高の素材について、新しい味わい方を提案する。
是非とも、味わってみて下さいm(_ _)m















2015年6月18日 (木)

ルール/システム、こだわります

京都グリーン杯、何よりこだわったのは、ルールとシステムである。

ルールづくりは、プロモーターの役割である。
麻雀はただでさえ複雑なゲーム、選手に“卓上での演出”をする負担はかけたくなかった。
選手は純粋に賞金を目指して戦い、その中で、スピーディーで、中身が濃く、スリリングで、さらに実力がしっかり反映される戦いになるようなルールとシステムにしようと考えた。
矛盾する要請を充足させるのは困難ではあるが、法律家のはしくれとして、バランスの取れたルールづくりは、腕の見せ所だと思った。
以下、ルールとシステムの趣旨を書く。


1 東場アガリ連チャンで南場はテンパイ連チャン、赤ドラあり
 放送用スポーツとしてのスピーディーさを演出するために、東場はアガリ連チャンとした。 
 なお、アガ連とテンパイ連では、若干正解が異なるはずだ。東場と南場を違うシステムにし、考える要素を多くすることで、実力が反映するようにしようという狙いもある。
  赤ドラは、一般ユーザーはありで打っていることの方が多いであろうから、実戦的な麻雀を見せる意味から採用した。
  また、これは異論反論あるだろうが、個人的には「赤あり祝儀なし」というのは選択肢の幅が広くもっとも実力の出るルールだと考えている(赤なしはドラの比重が、祝儀ありは赤の比重が高すぎる)。

2 ダブロン、トリプルロン
  ダブロンは、一般にありのルールで打たれていることが多いであろうから採用した。
  トリプルロンは滅多にないので、もし起きたときの演出的な効果(レア度を際立たせる)を考慮して「流局」とした。なお、トリプルロン以外の途中流局には何ら演出的な効果は期待できず、展開を間延びさせるだけなので、採用しなかった。

3 トビ賞
  ハコ下に意味を持たせ、戦いをスリリングにするために、トビ賞は採用した。
  もっとも、淡白な展開を避けるため、トビでも続行とした。
  また、トビ賞の比重が高くなりすぎてバランスが壊れるのを避けるため、複数がトんだ場合のトビ賞は分割することとした
 なお、トビ賞が発生するのは1回戦につき1局のみとしているのも、バランスに考慮したものである。

4 オカ・ウマ
  オカは、一般に採用されていることがほとんどなので、採用した。
  ウマには趣向を凝らした。
  20-10-0-30である。
  ここを単純な10-20にすると、トップの比重が高すぎると考えた。3回戦という枠組の中、単純なトップ取りゲーになることを懸念した。
  そこで、ラスを重くした。
  本ルール、ウマとオカを合算すると「35-5-5-35」となる。
  ラスを重くし、トップが誰かだけでなく、ラスが誰かも注目点になるようにし、より中身の濃い戦いを演出できると考えた。
  また、トップラスで上下70あるので、最終戦では逆転の可能性が出やすくなる。
  中身が濃くスリリングな戦いが期待できるはずだ。
  なお、赤ありで素点が出やすくしているので、オカ・ウマを若干大きくしてもバランス上問題ないと判断した。
  
  さてこのルール、一見トップが重いように見えるが、実はそうでもない。
  それは、本大会が「2位まで残り」システムになっているからだ。

5 システム
  麻雀は4人の戦いだ。実力者であっても「1位を取れ」と言われたら、容易ではない。しかし、「2位までに残れ」なら、話は違ってくる。
  3回打ってトータル2位になれ、という要請は、かなり現実的である。
  本大会は、3回打って2位になれば、プレーオフにいける。そこでも2位になれば、決勝にいける。そこでも浮きの2位なら5万円ゲットだ。三賞しだいでさらなる上積みもある。
  本大会は、「ぶら下がり」続きでも、結果が出るのである。
  強い奴は多少悪くてもぶら下がる、麻雀はそういうゲームだと思っている。
  本大会、オカ・ウマからは、一見トップが重く見えるが、ラスも重くかつ2位まで残りなので、たとえば0-3-0-0ならば、かなりの確率で残れる。
  0-2-1-0でも、素点と展開しだいで、十分残れる。
  つまり、トップを取らなくても、ラスを引かなければ、結果につながるのである。
  
    本ルールでは、ラスを引かずにトップを取ることがなにより重要となる。
  1-1-0-1と1-0-2-0は、平均順位は同じだが、本ルールでは2万点も違う。
  後者はかなりの高確率で通過だが、前者は微妙だ。
  1-1-0-1は、上記0-2-1-0と同価値なのである。
  一方で1-0-2-0は、かなり強い。
  1-0-2-0と0-3-0-0は、平均順位は後者が上だが順位点は前者が上という逆転現象が起きる。
  つまり本大会は、初戦トップを取れば「残り2回ラスを引かなければほぼ通過」ということになる。このあたりも、選手のメンタルや戦術性などで実力が出やすく、見どころにもつながるのでは期待している。
  
  本大会は、「ラスは決して引かず、隙あらばトップを取る」というのがもっとも残りやすい戦術だ。
  そしてそのスタイルは、「強い奴」の典型的パターンのひとつだ。
  リスクをとってトップを狙うか、安全にラスを避けるか、この判断が戦術上重要となるシステムであり、そこにはしっかり実力が反映されるはずだと考えた。

  トップとラスは同価値なのだが、平均順位と順位点は比例しない、というこのシステム、本大会の「新しい提案」のひとつである。


以下、予選順位とアドバンテージの趣旨を、追ってまた書く。

2015年6月17日 (水)

スポンサー、はじめます

この3月に麻雀プロになり、色々な人の話を聞き、ひとつ確信したことがある。
結局のところ、スポンサーがつかなければ、この世界に未来はない。

考えてみれば、将棋だって、ひと昔前は「将棋で食ってる人」というのは、賭け将棋で生計を立てている人を指していた。
それが、大手新聞社がスポンサーになることで世界が一変したのである。
イメージが上がれば、スポンサーがつく。そうして大きなイベントをやれば、ますますイメージがある。するとより大きなスポンサーがつく。

こういう好循環を、何とか麻雀でも起こしたい。
が、四の五の言ってもはじまらない。
ここはひとつ、僕自身が行動を起こそう。
大企業でも大金持ちでもないけれど、雀キチ具合なら負けん。
わたくし津田岳宏、麻雀大会のスポンサーをはじめます。
名づけて、京都グリーン杯
今月26日から、開催する。

グリーン杯のポイントの第一は、賞金が出るということだ。
賞金が出ないとプロは食えないが、世間はスポンサーになることをためらう。
これは、賞金付麻雀大会のスポンサーになどなったら賭博罪に問われるのではないか、と心配していることも理由のひとつだ。
しかし、それは全く杞憂である。
このブログで散々書いているとおり、賞金を出すだけでは、賭博罪になどならない。その理屈は、対象が麻雀であれポーカーであれ変わらない。
たしかに、参加費を集めてそこから賞金を出すのなら、賭博罪の疑いは出る。
しかし、グリーン杯は、出場者から参加費など一切取らない。逆に、対局料を支払っている。
対局料を支払い、さらに成績優秀者には賞金を出す、このようなスキームでは賭博罪には100%ならない。

僕は一応弁護士だ。というか、賭博罪については日本一詳しい弁護士だと自負している。
そんな僕が、賞金付麻雀大会のスポンサーになって、こんなもの全然大丈夫なんですよ、と世間に知らす。
そうやって、他のスポンサーが参入できる最低限の土壌をつくる。
それがまずひとつ、大きな趣旨である。

当たり前の話、企業はシビアだ。
法律にはひっかからない、というだけではどこも相手にしてくれない。
スポンサーになってもらいたいのであれば、ペイする、ということが大事である。
麻雀には、まだまだ悪いイメージを持っている人も多い。麻雀のスポンサーになることに、リスクがあるのは否めない。
そんな中で、企業がスポンサーになってくれるとしたら、相応のリターンがいる。
それは率直に言って、多数の観客を獲得する、ということだ。
魅力あるコンテンツをつくれ、オモロイ麻雀を見せろ、ということである。


というわけで、今回僕は最大限に頭を練った。
何せこちとら、身銭を切っている。大会が盛況になるか閑古鳥になるかは、誰よりも僕にとって大きな問題である。

まずアピールしたいのは、大会の顔、イメージイラストである。
ホームページのトップに出ているこのイラスト、大前壽生先生の作品だ。
大前先生は大手出版社からもバンバン依頼が来る人気イラストレーター、麻雀は全く知らない方なのだが、無理を言って書いてもらった。
賞金付で麻雀、というのは賭博罪には決してならないが、それはやはり大人のイベントだと僕は思っている。
そういうわけで、大会のイメージに「大人っぽく」を入れたかかった、さらに麻雀のイメージアップという観点から「スタイリッシュ」も入れたかった。
大人っぽく、スタイリッシュに、あ、あと麻雀の要素も入れてください。
無茶振りともいえる僕のオーダーに、大前先生は最高の形で応えてくれた。これぞプロの仕事である。


次に工夫したのは、賞金の出し方。
グリーン杯の賞金はこうだ。

総合ポイントが
1人浮きの場合 優勝20万円
2人浮きの場合 優勝15万円 準優勝5万円
3人浮きの場合 優勝12万円 準優勝5万円 3着3万円

技能賞(3回戦通じてもっとも技能的な一打に(解説陣選定))2万円
殊勲賞(3倍満以上のアガリ)2万円
敢闘賞(優勝者以外が最終3回戦でトップを取った場合)2万円

パーフェクトゲーム(3連勝かつ1人浮きで優勝)10万円

一般に競技麻雀のトーナメントは「優勝以外意味がない」という麻雀だ。それはそれで非常に魅力的なのだが、同じことをやっても仕方ない。
今回僕は、実戦的な真剣勝負を見せたいと考えた。
実戦的というのは、みなが普通打っている麻雀ということだ。
4着よりも3着が嬉しい。2着ならばもっと嬉しい。プラスかマイナスかは大違い。
それが、普通打たれている麻雀だ。
グリーン杯は、そういう真剣勝負の麻雀で、プロたちがどういう打牌をするのかを見せたいと考えた。
それで、上記のような賞金システムにした。
たとえ優勝できなくても、浮きの2着、浮きの3着、最終戦のトップに意味を持たせた。
このシステムでは、いわゆる「目無し」にはなりにくい(目無しになる対局者は非常に酷である。選手のためにもこれは避けたかった)。
グリーン杯は、最後まで全員が全力で打てる、スリリングな麻雀を見せられると思う。

僕は、スピーディーで、中身が濃く、スリリングで、そして実力がきちんと反映されるルールとシステムをつくろうと思った。矛盾するこれらの要請を、最大限に充足するものをつくるべく頭を練った。
ルールとシステムの趣旨と狙いは、また次に書く。


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