津田岳宏の事務所

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2015年6月17日 (水)

スポンサー、はじめます

この3月に麻雀プロになり、色々な人の話を聞き、ひとつ確信したことがある。
結局のところ、スポンサーがつかなければ、この世界に未来はない。

考えてみれば、将棋だって、ひと昔前は「将棋で食ってる人」というのは、賭け将棋で生計を立てている人を指していた。
それが、大手新聞社がスポンサーになることで世界が一変したのである。
イメージが上がれば、スポンサーがつく。そうして大きなイベントをやれば、ますますイメージがある。するとより大きなスポンサーがつく。

こういう好循環を、何とか麻雀でも起こしたい。
が、四の五の言ってもはじまらない。
ここはひとつ、僕自身が行動を起こそう。
大企業でも大金持ちでもないけれど、雀キチ具合なら負けん。
わたくし津田岳宏、麻雀大会のスポンサーをはじめます。
名づけて、京都グリーン杯
今月26日から、開催する。

グリーン杯のポイントの第一は、賞金が出るということだ。
賞金が出ないとプロは食えないが、世間はスポンサーになることをためらう。
これは、賞金付麻雀大会のスポンサーになどなったら賭博罪に問われるのではないか、と心配していることも理由のひとつだ。
しかし、それは全く杞憂である。
このブログで散々書いているとおり、賞金を出すだけでは、賭博罪になどならない。その理屈は、対象が麻雀であれポーカーであれ変わらない。
たしかに、参加費を集めてそこから賞金を出すのなら、賭博罪の疑いは出る。
しかし、グリーン杯は、出場者から参加費など一切取らない。逆に、対局料を支払っている。
対局料を支払い、さらに成績優秀者には賞金を出す、このようなスキームでは賭博罪には100%ならない。

僕は一応弁護士だ。というか、賭博罪については日本一詳しい弁護士だと自負している。
そんな僕が、賞金付麻雀大会のスポンサーになって、こんなもの全然大丈夫なんですよ、と世間に知らす。
そうやって、他のスポンサーが参入できる最低限の土壌をつくる。
それがまずひとつ、大きな趣旨である。

当たり前の話、企業はシビアだ。
法律にはひっかからない、というだけではどこも相手にしてくれない。
スポンサーになってもらいたいのであれば、ペイする、ということが大事である。
麻雀には、まだまだ悪いイメージを持っている人も多い。麻雀のスポンサーになることに、リスクがあるのは否めない。
そんな中で、企業がスポンサーになってくれるとしたら、相応のリターンがいる。
それは率直に言って、多数の観客を獲得する、ということだ。
魅力あるコンテンツをつくれ、オモロイ麻雀を見せろ、ということである。


というわけで、今回僕は最大限に頭を練った。
何せこちとら、身銭を切っている。大会が盛況になるか閑古鳥になるかは、誰よりも僕にとって大きな問題である。

まずアピールしたいのは、大会の顔、イメージイラストである。
ホームページのトップに出ているこのイラスト、大前壽生先生の作品だ。
大前先生は大手出版社からもバンバン依頼が来る人気イラストレーター、麻雀は全く知らない方なのだが、無理を言って書いてもらった。
賞金付で麻雀、というのは賭博罪には決してならないが、それはやはり大人のイベントだと僕は思っている。
そういうわけで、大会のイメージに「大人っぽく」を入れたかかった、さらに麻雀のイメージアップという観点から「スタイリッシュ」も入れたかった。
大人っぽく、スタイリッシュに、あ、あと麻雀の要素も入れてください。
無茶振りともいえる僕のオーダーに、大前先生は最高の形で応えてくれた。これぞプロの仕事である。


次に工夫したのは、賞金の出し方。
グリーン杯の賞金はこうだ。

総合ポイントが
1人浮きの場合 優勝20万円
2人浮きの場合 優勝15万円 準優勝5万円
3人浮きの場合 優勝12万円 準優勝5万円 3着3万円

技能賞(3回戦通じてもっとも技能的な一打に(解説陣選定))2万円
殊勲賞(3倍満以上のアガリ)2万円
敢闘賞(優勝者以外が最終3回戦でトップを取った場合)2万円

パーフェクトゲーム(3連勝かつ1人浮きで優勝)10万円

一般に競技麻雀のトーナメントは「優勝以外意味がない」という麻雀だ。それはそれで非常に魅力的なのだが、同じことをやっても仕方ない。
今回僕は、実戦的な真剣勝負を見せたいと考えた。
実戦的というのは、みなが普通打っている麻雀ということだ。
4着よりも3着が嬉しい。2着ならばもっと嬉しい。プラスかマイナスかは大違い。
それが、普通打たれている麻雀だ。
グリーン杯は、そういう真剣勝負の麻雀で、プロたちがどういう打牌をするのかを見せたいと考えた。
それで、上記のような賞金システムにした。
たとえ優勝できなくても、浮きの2着、浮きの3着、最終戦のトップに意味を持たせた。
このシステムでは、いわゆる「目無し」にはなりにくい(目無しになる対局者は非常に酷である。選手のためにもこれは避けたかった)。
グリーン杯は、最後まで全員が全力で打てる、スリリングな麻雀を見せられると思う。

僕は、スピーディーで、中身が濃く、スリリングで、そして実力がきちんと反映されるルールとシステムをつくろうと思った。矛盾するこれらの要請を、最大限に充足するものをつくるべく頭を練った。
ルールとシステムの趣旨と狙いは、また次に書く。


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コメント

レートのある雀荘は違法ではないのでしょうか?
プロを名乗ってる人がレートのある雀荘を経営しているのをどう思われますか?プロが進んで賭け麻雀を進めているようで非常に不愉快です。
麻雀は頭脳ゲームなのに世間に悪いイメージがつくのが非常に嫌です。

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